火事・風水害・土砂崩れの際には、正確に情報を収集して避難方法の判断をし、限られた人手や物を使い、安全に速やかに避難ができるよう年4回、火事・土砂崩れ・夜間などの想定で訓練を行っています。
訓練で動きを確認することは、動揺せず実際に動くために不可欠です。
毎年秋に行う総合防災訓練は地元の千島町町内会の皆さんも訓練に参加してくださいます。
初期消火を試みますが、、 駆けつけた町内の方や職員に指示を出します
アナウンスに従い避難開始 各部署の様子を把握します
また、身体の不自由な方の垂直非難方法について、避難道具の取り扱い方を実際に全員が扱いながら確認します。
〇棒担架 意外に長さと重さがある
〇イーバックチェア 下部のキャタピラーで階段を降りる。コツを掴めば1人でもスムーズに。
〇布担架ベルカ 踊り場のUターンがスムーズ。肩かけで、重さが分散できる。
〇車いすのまま 力は要るが早い!
〇道具がない場合 消防士さんから方法を教えていただく。
〇シーツで移動 研修で学んだ方法をレクチャー。固い床や段差には十分注意して!
お身体の状態により、適切な方法で 速く・安全に。
また、昨年度は直接的な災害ではないですが、長時間の停電を実際に経験した施設から様子を聞き、
停電時に外部連絡、冷暖房、食事作り、食材、排泄、照明、医療機器の使用など、どのようにしたらよいか、
部門別に職員が分かれ考察をしました。
その結果により、発電機・手動ポット・電池・照明などの在庫を備え、季節や時間帯の違いに応じた動き、備品の使い方のマニュアルを作成しました。
日頃から、停電時に使えなくなる物を把握し、想像をめぐらし、生活が継続できる代替方法を考えておくことが大切です。
考察では「用途によっては川の水を汲みに行く」など自然財源を利用する方法から、情報のやり取りなど各自のスマホの活用が不可欠であり、充電方法の確保など、多岐にわたる意見が出ていました。